サオリのブログ!

お気持ち表明

憧れとは!

先日の初面接の感想やゼミのプレゼン資料とか、するべき振り返りはあるのですがまたまた自分語り。

 

今回のテーマは憧れ

憧れって一種の諦めで、理解から最も遠い感情🤓

だと思ってたんですけどね、自分とは全く異なり、同じ土俵はもちろんそれに近づくことすら不可能だからこそ憧れるのであって。

でも確実に自分の中に残り続け、影響を与え続けるものなんだなーと感じたエピソードを思い出したんですよ。

 

私が大学入りたてのときにすごい憧れてた4年生の女性の先輩がいました。私は時空をかなり歪めているので

もう6年前くらいの話です。

 

その先輩はピンヒールがよく似合う、他の学生とは一線を画して大人っぽくて色気もある美人でした。

その先輩とは社交ダンスサークルの見学で出会いました。みんなの前で出し物としてダンスを踊ってて

こんなきれいな人が大学にいるんだ!と

釘付けになったことを覚えています。

私だけでなく皆、そう感じていたと思います。

そういうわけで私はそのサークルに入りました。

ちょろいですね。

私はその先輩に一目惚れして憧れたわけです!

当時の私はどちらかといえば幼い外見で、その先輩とは似ても似つかなかったです。

服装一つとっても彼女は細身のカシュクールニットにタイトなスカートに、足元は細くて踵の高い華美な靴、そして革のシンプルなトートバッグを持っていたのに対し、

私は頑張って流行に乗ったつもりのサイズが合ってない袖がフリルになったトップスにウエストゴムのスカート、デパートの地下2階の婦人靴コーナーで値引きされてたよく分からないブランドのローヒールに大きなナイロンのリュックとLINEのウケ狙いのクリエイターズスタンプみたいな絵柄がついたサブバッグ

という出で立ちでした。

耳には開けたばかりの大きくて明らかに偽物の石と分かるファーストピアスがついていました。

 

正反対なのがよくわかりますよね。

 

わたしも綺麗になりたいなぁなんて思ってたけどタイプが違いすぎるし、別にその人に寄せようとなにか行動したわけでもなかったです。

違いすぎると真似する気すら起こらないんですよ!

如何せんすべてが違いすぎて仲良くなることもできないだろうなぁと思っていました。

 

ただ、いつも練習に来る彼女を遠くから見て綺麗だなーいいなぁと思ってました。

 

…思ってたけど仲良くなりました

なんていう展開ではありませんよ(笑)

 

 

そして特に仲良くなることもなく(笑)先輩は卒業しました。

同じサークルにいた時はずっと「先輩綺麗だなー、いいなぁ」と思っていましたが、

卒業して長い間会わないでいるとその感情も当然薄れていきます。SNSでは繋がっていましたが

特に仲がいいわけでも無かったので連絡を取ることも無かったです。先輩は、投稿頻度も少なかったですし。

 

あの時から今6年経ちました。

私が身を置く環境も変わり、先輩に憧れていたことも忘れていました。 転部したり、新しいバイトをはじめたり、考えることや受けるいろいろな刺激もあったので!!

 

しかし、先日Instagramを開くと

その先輩が「結婚しました」という内容で投稿を更新していました。

懐かしくなってプロフィールページに飛びました。

先輩の過去の投稿を見るとびっくりしました。

なぜなら、いま現在、23歳の私の

服装や雰囲気や表情の作り方が

当時の先輩に似てるんです

もちろん顔が似てるとかではないですし、

色気のある美人になった

というわけでは無いんですけど

似てるんですよ

 

最初に書いたとおり憧れていた当時は

先輩みたいになりたいから、似たような服を買おう!

とか全く思っていなかったし

私のこの6年間の服の好みの系統は、

ボーイッシュな服装にはまったり

モード系が好きになったりといろいろ変わってたんですけど…

いつのまにか先輩に寄ってました!!

もちろん、他の理由もあると思うんですけど

刷り込まれた、無意識レベルの憧れって

あるんだなぁと感じました。

 

きっと服装の好みや、環境が変わっても

6年前に抱いた憧れは私の中に

残り続けていたんですね。

 

まあ、そんな話でした。

 

以上☺️🥀