2020年は私にとって転機の年だった。
学部を変わったことだ。商学部に来て新鮮だったのは何事も自分で決めるということ。前いた看護科では、少し特殊で専門教科のカリキュラムがしっかりと組まれていたので履修登録は最低限一般教養を8単位入れる くらいのものであった。 それに対して商学部では全ての授業を自分で選択しなければならない。面白そうだなと思う授業でも試験日がかぶっていたら入れることはできないし、単位をただ埋めようとして適当に選ぶとミスマッチを起こすかもしれない。
また、制限科目や人気のある科目は登録の時間が違ったりしていてしっかり時間の管理も必要だ。
「何を当たり前のことを」って思うだろうけど私にとっては一つ一つの授業を自分で選ぶという行為は 一つ一つ自分の将来を決めているような、自分の選択や行動次第でこれからが変わっていくのだ という実感があった。
その時これが当事者意識なのか と感じた。
遅いけど。
私はどちらかというと受動的で臆病な性格だから責任を伴う決断や行動からはできるだけ逃げたいと思っていた。
なぜなら、何かを決めるということはかなり体力を使うし、うまくいかなかったときのリスクや周りの目、そしてなによりそれにより自分が悲しくなることが嫌だったからだ。
めちゃくちゃ責任を伴う決断をした。
2021年の4月から私は三年生になる。
これからはインターンや就活関連など
更に責任のある決断が増える。
そして責任の範囲も「自分」から「社会」に広がる。
つい、疲れたり焦ったりして決断から逃げ出したくなるかもしれない。私は結構一旦落ち込むと加速しやすい。
それでも私は今のところ化粧品の商品開発、特にシェーディング、ハイライト関連の商品を作るという夢がある。
そして何より今度こそ大学生活も有意義なものにしてきちんと卒業する。やり通すという目標がある。
気分が落ち込むことがあっても目標を忘れないことと、
自分が落ち込みやすい性格とうまく付き合っていけば乗り切れると信じている。
立ち止まることはあっても決して逃げずに
2021年も取り組んでいきたい。